はじめに
PCを買ったら絶対にプレイしようと思っていた本作をなんとか全員生存でクリア出来たので感想とか色々語っていこうかなと思います
ストーリー
1992年に起こったボスニア紛争をモチーフに、戦時下という極限状態の中で生きる人々を描いた本作
時に奪い、時に殺し、人々は戦います
自分が生きる為に
...ちょっとクサいですね
ゲーム性
昼は拠点でアイテムの作成や訪問者との物々交換等で生活に必要な物資を整え
夜は家や施設に忍び込んで物資を漁るというのが基本ルーチンです
どんな時でもプレイヤーが休まる時間は無く、余裕の無さを感じる作りになっています
一日が終わらないとセーブが出来ないので日中に「いい仕事したぜ」となっても探索を終えない限り一息つくことも出来ません
日中の仕事をリセットしたく無いからと言って消極的な探索を繰り返すと物資不足でジリ貧になりますし
今後の為にと積極的になりすぎると敵対者に襲われて死亡してしまう等など
巷じゃサバイバル物としては難易度が低いみたいに言われてますが自分は試行錯誤しながらやっていたのですんごい苦戦しましたね
生き残るには
色々と手を尽くしましたが全員で終戦を迎えたいならやるしかないです
相手が善人だろうが悪人だろうが関係ありません
やらないと次は自分の番ですからね
生存者達は鋼の精神を持っているわけでは無いので窃盗や殺人を行うと精神を病んでしまいますが、周りの人がフォローしたり訪問者の手助け等を行うと元気が出るのでそれを利用すればデメリットはあまり気になりません
逆に言うと全員の精神が健常なら基本的に訪問者を手助けする必要は無いように感じました
訪問者の要望を拒否すると一定確率で悲しい状態になりますが、窃盗等と比べると症状が軽いのであまり気にする必要も無いと思います
オススメ作成設備・アイテム
武器やベッド等の製作施設は最優先ですね
特に武器は斧が優秀なのですぐに作れるようにするか、物々交換で相手がもっているなら薬等を使ってでも入手する価値があります
斧はそのおどろおどろしい説明文の通り拠点のタンス等を破壊することで木材を入手可能です
木材は交換レートも低く一度に2つしか持ち歩けないので軽視されがちですが、本格的な冬が到来すると木材は交換レートが上がり使用頻度が増加するという罠があるので無いと気温低下で全員病気になり全滅します(全滅しました)
また冬が過ぎると戦闘の激化によって取らずに残しておいた物資が根こそぎ無くなってしまうので拠点である程度の自給自足が出来ないと厳しいです
なんとか冬を超えたのに終戦一歩手前で物資不足で全滅などしてしまうと非常に辛い
探索中の小ネタ
基本的に相手が善人なら目を盗んで窃盗すべきですが、悪人なら武装していることが多いので物陰付近でワザと走っておびき寄せて暗殺した方が実入りがいいです
特に軍人は銃と弾丸を持っているので出来ればやっちゃいたいですね
メンバー紹介
アリカ
メンバー唯一の女性、移動などで音を立て辛いので探索に向く...筈なんですが
音が出ない=敵をおびき出せないなので非常に使い勝手が悪かったです
基本的には拠点でアイテム作成やギター担当でした
ブルノ
一家の大黒柱で製作のエキスパート
調理、調剤、醸造は彼にお任せ
始めさえ彼に頼めば後は他のキャラクターでも少ない材料で作成出来ます
何気にメンタルが異様に強く、誰かが窃盗殺人しようが訪問者を拒否しようが全く動じず他人の心配をしている場合じゃないとまで言ってのける非常に優秀なキャラクター
マルコ
探索班その1
アイテムを15持てる、これだけでもうめちゃくちゃ強いです
便利すぎるので自分のプレイでは基本的に彼が手を汚すことに
そのためエピローグでは一人だけ報われませんでした
パヴェル
探索班その2
全キャラ中最も足が速く多少の負傷は物ともしないタフガイ
初見のマップは基本的に彼が突っ走ります
何気にアイテムを12個持てるのも優秀なポイント
まとめ
プレイするとやはり考えさせられる事が多いです
やらねばやられるし生きる為にはなりふり構っている余裕なんて無いのはわかっていますが...やるせない気持ちになります
悪事を行ったキャラクターが悲痛な語りをするのがまた辛い
女性を襲おうとした兵士等も戦争という異常な状況に狂わせられているだけなんだと考えると...
自分が戦争と無縁な環境にいることに感謝します
製作者が伝えたいかったのはきっとこういうことなんでしょう
少し湿っぽくなりましたがゲームとしても良いバランスで作られていると思うので個人的にオススメです
セールも頻繁に行われているので気が向いたら手に取って頂ければなと思います
この記事がお役に立てば幸いです